数珠を持つきっかけ

私が自分の数珠を持つようになったのは27歳の時です。
結婚して産まれたばかりの子供がいましたが、大人になってから不幸に直面することがなく過ごしていましたので幼稚園以来、数珠を持つことはありませんでした。
私の通っていた幼稚園は仏教の幼稚園でしたので一人一人に数珠を与えられ、小さな数珠を手に持ち毎日お祈りさせられていました。
その小さな数珠は大事にタンスにしまってありましたが小さすぎて…。
27歳の時に私の祖父が病気で亡くなりました。この時が大人になって本当に初めて参列する葬式だったはずです。
まだ、きちんとした喪服も持っておらず、面接で着た黒いスーツを着ました。私も主人も弟も数珠を持っておらず、父がその時に世話をしてくれた葬儀屋さんに頼んで私達3人に『数珠はそろそろ持っていた方が良いから用意してやるから。』と買ってくれました。
そしてそれから20年近く、その数珠を大切にずっと使っています。
先日、叔父が急逝し家族で葬儀に参列する事になった時に、中学生の次男の数珠がないなと考えました…今までは私の幼稚園の時の小さな数珠で大丈夫だったのですが急に背が伸び手も大きくなりそれではとてもとても入りません。
大学生の長男には数年前に不幸があった時に私の父の形見の数珠を譲り受け持たせました。
次男にもそろそろ用意してあげなきゃと思いました。(父が数珠や喪服は何でもないときに前もって用意するより不幸があった時とかに用意する方がいいぞと言ってた記憶が。)
それで、この葬式の機会に主人と数珠を選び次男に渡しました。
数珠や喪服を必要とする時は突然が多いので、こんな機会に必要な物を少しずつ揃えてあげながらマナーも教えていく事が親の責任だなと感じます。